秋田県湯沢市にある稲庭うどんのお店「佐藤養助 総本店」のランチレポートです。
【こんな人におススメ】
◆小安峡の温泉巡りの途中にランチのお店を探している
◆せっかくならば稲庭うどんの超有名店の本店で食べてみたい
◆ビックリするほどつるつるな麺を味わいたい
◆稲庭うどんの製造工程を見学してみたい
口コミ評価:Google 4.3点/5.0点
最終更新日:2016/5/24
訪問日:2016/5月中旬
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【稲庭うどんの聖地 佐藤養助総本店のランチ&工場見学】
秋田の稲庭うどんといえば、一番有名なのが「佐藤養助総本店」です。
創業は江戸時代、万延元年(1860年)。
小安峡に宿泊したのですが、すぐ近くに稲庭うどんの聖地があるということで、せっかくならば本店に行ってみようとランチでお邪魔しました。
湯沢市内からは、国道398号線沿いを小安峡方面へ20分弱で到着します。
小安峡方面からも20分弱の距離です。
国道沿いにある合掌造りの目立つ建物です。
入口すぐには売店、奥の右手にレストランがあります。
レストラン入口。
店内はテーブル席と小上がり席。
60席くらいありますが、大型観光バスが乗りつけるお店だと思っていたので、想像していたより控えめな店舗でした。
到着したのは12時前だったので、空いていましたが、食べ終わる頃には混雑してきました。
【佐藤養助総本店のメニュー】
メニューは意外とバラエティに富んでいて迷ってしまいます。
うどんそのものを味わいたい場合には、醬油だれとごまみそだれの「二色せいろ」が人気のようです。
他にも天ぷら付はもちろん、タイカレーのつけ麺(レッドorグリーン)なんていう変わり種もあります。
秋田に来て本店でタイカレーを食べる人は少な異様に思いますが、銀座にも直営店があるので、OLさんには人気なのかもしれません。
【佐藤養助総本店で食したメニュー】
悩んだ挙句、注文したのは「鴨せいろ」と「天ぷら盛り合わせ」の単品です。
麺は佐藤養助総本店でしか販売していない限定商品で、通常お土産で売られているものよりも細く、スパゲティくらいの太さでした。
表面がツヤツヤと光っていて、のどごしもツルッツルでした!
つけ汁は冷たいタイプでフランス産の鴨肉が入っています。味はとても良いです。冷たい汁だと肉の脂が浮くのが気になるので、あったかいつけ汁もあればよかったかなと。
薬味は柚子こしょう。
テーブルの上には一味、ゆず七味、男鹿の塩が置いてあります。
天ぷらは、えび、きす、なす、かぼちゃ、さやぶどう、まいたけだったかな。
衣はサックサク、てんつゆも美味しかったです。
佐藤養助の乾麺はお土産でも頂き、自分でも買って食べていますが、やっぱり本店で食べる稲庭うどんは絶品でした!
これなら、3食うどんでも行けそう・・・。
【佐藤養助総本店の売店】
食後は工場見学をして売店でお土産を買って帰りました。
売店では稲庭うどんの乾麺に秋田のお菓子等も売っています。
こちらは駅やお土産店でも購入できる定番の稲庭うどん。
せっかくなので、総本店でしか売っていない麺とおつゆの瓶を買って帰りました。
細麺と太麺があり、レストランで食べたのは細麺の方です。
つけ麺のタイカレーもレトルトパックで売っていました。
うどんの他にも、かりんとうやもろこし、嵐の番組で紹介されたという醤油アイス、
「七代養助」と書かれたTシャツまで売っていました。
「佐藤養助」の支店は「七代 佐藤養助」という店名になっていることもありますが、七代目の元会長が厚生労働大臣表彰「現代の名工」を受賞した名匠で、お店の名前を全国に知らしめた立役者ということのようです。
売店の裏には観光情報を検索できるPC、お水(無料)やコーヒー(有料)をいただける休憩スペースもありました。
【佐藤養助総本店の工場見学】
店舗の奥には製造工程を無料で見学できるスペースがあります。
通路の左側には製造工程を模型で案内。
パリ博覧会(1897年)に出展した時の資料。
稲庭うどんの由来記。
通路の右側の窓越しに実際に工場内の様子を見学できます。
熟成中の生地
機械で麺を伸ばしている工程。
麺を乾燥させている工程
カットされた乾麺を検品している工程。
稲庭うどんはそれほど安くはないですが、こうして見学してみると、これだけ手間がかかっているからなのだと納得できます。
湯沢市内には通り沿いには佐藤養助総本店の他にも製麺会社があるのですが、佐藤養助のように全国的知名度のあるお店があると、他のお店はどうなのだろうと思ってしまいます。
地元の人二聞けば好みはそれぞれで、別のお店がお気に入りということもあるのでしょうね。そういうお店も食べ比べてみたくなります。
【佐藤養助総本店の感想】
それほどうどんにこだわりがあるわけではないものの、お土産で佐藤養助の麺をいただくと美味しいなぁと思いながら食べていました。
いざ本店で食べてみると、家で食べていた乾麺をはるかに超える美味しさ!なぜこんなに腰があってツルッツルなのかと感激しました。
温泉ファンは小安峡方面に行くなら是非立ち寄って味わっていただきたいです。
美味しい ★★★★4.6
雰囲気が良い ★★★★4.2
インスタ映えする! ★★★★4.0
また行きたい! ★★★★4.5
接客サービス ★★★★4.2
総合 ★★★★4.3
また行きたくなる基準点4.0点/5.0点
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*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【佐藤養助 総本店】基本情報
さとうようすけ そうほんてん
住所:〒012-0107 秋田県湯沢市稲庭町稲庭80
TEL:0183-43-2911
公式サイト
【営業時間・定休日】
営業時間
食事11:00~17:00
売店9:00~17:00
製麺見学9:00~16:00
定休日:無休
アクセス
◆車
横手湯沢道路「湯沢IC」から国道398号線経由14キロ、20分。
ドラぷら
◆電車
JR奥羽本線「湯沢駅」下車、羽後交通路線バス「湯沢・小安線」で「稲庭中町バス停」下車徒歩1分。
Yahoo!路線情報・羽後交通バス時刻表
◆高速バス
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地図
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