宮城県大崎市にある「藤治朗」のグルメレポートです。
お店の基本情報はページの下部にあります。
【こんな人におススメ】
◆鳴子温泉郷で美味しいお店を探している
◆ボリュームたっぷりの蕎麦が好き
◆板蕎麦を食べてみたい
藤治朗の口コミ評価:Google 4.2点/5.0点
最終更新日:2021/5/25
訪問日:2021/3・2016/5
[スポンサーリンク]
【中山平温泉街にある小さな美味しいお蕎麦屋さん 藤治朗】
「板そば 藤治朗」は、鳴子温泉郷・中山平温泉にある小さなお蕎麦屋さんです。
「藤治朗」は「板そば」を出すお店なのですが、「板そば」というのは山形県内陸部の名物蕎麦とのことです。
「藤治朗」は2018年3月末で一旦閉店しましたが、県道47号線沿いのすぐ近くに移転し、リニューアルオープンしました。
【旧店舗から新店舗へのルート】
【リニューアル後の藤治朗】
移転後の店舗は移転前の店舗入り口から鳴子温泉方面へ200mほど。
新「藤治朗」の外観
入口の看板とすだれの感じは以前と変わらないですね。
中山平温泉駅から徒歩18分、鳴子温泉駅までたぶん徒歩1時間30分・・・
玄関前
コロナのためすぐ店内には入らず、呼ばれるまで廊下で待ちます。
店内はカウンター席と
テーブル席
注文は食券の券売機で。
以前は70代くらいのご夫婦二人で経営していましたが、今回厨房にいたのは40代くらいの息子さん?と女将さんでした。
注文したのはこちら「カレー板」(温い汁)850円
やや透明感のある色あい。黒い星が見えます。
腰は強く固めの触感ですが、つるつると喉越しが良いです。
カレーのつけ汁
とろみは控えめでさらさらとしたカレーのルーでお蕎麦を浸しても伸びにくい感じです。
中にはたまねぎとひき肉がたっぷり。
このカレーのルー、大人の辛さでコクがあり、想像していた蕎麦屋さんのカレーを超える美味しさでした!!
付け合わせのきんぴらとゆで卵、3色大根の漬物
前回の鴨つけ汁板そばも美味しかったですが、カレーは蕎麦店のものとしては予想外の味付けとバランスだったので、4.4点にUPしました♪
丸進別館から国道沿いに移転した板そばのお店 藤治朗#しんとろの湯 から #鳴子温泉 方面へ国道沿いに500m
中山平温泉駅から徒歩18分だそうです
相変わらずウマイ❣️
カレーのつけ蕎麦はスパイシーで大人の辛さ👍
作っているのは息子さんでした#鳴子温泉郷#中山平温泉#藤治朗 pic.twitter.com/9QOwx0Fq1a
— 秘湯宿.com (@hito_yado) March 26, 2021
【藤治朗リニューアル後のメニュー】
*メニューと価格は2021年3月当時のものです。
レギュラーメニューと数量限定メニュー
板そば、えび天板蕎麦(冷い汁)
とり板、カレー板(温い汁)
天丼、かも板(温い汁)
なめこおろしそば、天ぷらそば(温い汁)
ドリンクメニュー
【リニューアル前の藤治朗2016】
以下は移転前のものです。
訪問した2016年当時は「鳴子らどん温泉」という宿の敷地内にありました。
ちなみに、「鳴子らどん温泉」は現在は素泊まりと日帰り営業のみで「鳴子峡 蛇のゆ 湯吉」という名前に変わっています。
鳴子温泉郷に詳しい方ならば、元「東蛇の湯」の隣と言えば分かるかもしれません。
鳴子温泉郷のメインストリート、国道47号線沿い。
「うなぎ湯の宿 琢秀」の看板が出てきたら左の細い道に入り、そのまま道なりに進むとあります。
「東蛇の湯」「らどん温泉」「藤治朗」の看板が出てきました。
湯けむりの上がる鄙びた風情に見覚えがありました^^
ちょうど半年前に「琢秀」に宿泊したばかりで通った場所でした。
以前、お昼のNHKで鳴子温泉郷の旅番組をやっていて、
「源泉かけ流しラーメン」(ラーメンじゃなかったかも・・・)というのが出ていたのですが、
お昼に食べようかとネットで検索しても全く出て来なかったので、
他に美味しそうなお店はないかとたどり着いたのが「藤治朗」です。
駐車場から下りて行くと、「商い中」の看板にすだれのかかったお店。
外観からは立ち食いそばのレベルなのかな?と偏見を持ちそうですが、
店内は意外としっかりしたお蕎麦屋さんでした。
小上がり席とテーブル席。
厨房。
着席すると、浅漬けとほうじ茶が出てきました。
メニューはせいろ、天ぷら、つけ汁系が多いです。
カレーのつけ汁はちょっと珍しいですね。
壁に書いてあるのがおすすめメニューなんでしょうか。
等と考えていましたが、初訪問のお蕎麦屋さんに来ると、メニューはいつも決まっています。
鴨つけ汁板そば 1,000円と、
単品で天ぷらの盛り合わせ(500円だったか失念)を注文。
思っていたよりもつけ汁の丼が大きいです!
蕎麦も普通のせいろの1.5倍~2倍くらいあり、結構な量です。
これで、1,000円は安い!
こちら板そば。
太めの平べったい麺で、二八そばのようです。
太目だけれど、そば粉の塊を食べているような感じはせず、
つるっと喉ごしのいい蕎麦です。
鴨のつけ汁も、ほとんどかけそばの丼と変わらないサイズです。
つけ汁なので味は濃い目です。
鴨肉もたっぷり入っていますが、ただゆでただけでなく、
衣をつけて一度揚げてあるようです。
さっぱりしたお蕎麦だけでは物足りず、
肉がないと、天ぷらがないと食べた気がしない・・・
という人にはうってつけのつけ汁ですね~
まるで、たぬきそばを食べているような濃厚なつけ汁でした。
量も多いので、そば湯を入れて飲み干すのは無理でした。
天ぷらもかなりのボリュームがあります。
海老、南瓜、ピーマン、なす、葉しょうがが入っていました。
【藤治朗の感想】
入口の看板とお店の外観からは想像できないようなとても美味しい蕎麦でした!
見た目はB級グルメのようなつけ汁だけれど、
出汁も蕎麦も正統派で、長野県の上田市で食べた「刀屋」に通じるものを感じました。
次回、鳴子温泉に来たらまた寄りたくなる味でした。
食べログ的には3.6点/5.0点です。
*鳴子の「源泉かけ流しラーメン」(ラーメン以外の食べ物だったかもしれない・・)のお店をご存知の方がいたら教えてください^^
【藤治朗の足風呂】
食後はお店の周りをプラプラ見学してきました。
藤治朗の向かいにある「足風呂」。
テーブル付の足湯で、ここにお蕎麦を持ち込めたのかな?
と思ったら、後で口コミるとダメだそうです。
【東蛇の湯&鳴子らどん温泉】
藤治朗の先に「立入禁止」ゾーンがありました。
グレーの建物に看板が見えるけれど何だろう?
アップで見ると、「東蛇の湯」と書いてありました。
「東蛇の湯」は、向かいの「鳴子らどん温泉」の自炊棟で、
溪谷沿いの露天風呂が名物だったそうですが、
閉館してしまい、建物も取り壊されてしまったようです。
こちらが、本体の「鳴子らどん温泉」。
*現在は「蛇のゆ 湯吉」という名前の日帰り温泉。
鳴子峡 蛇のゆ 湯吉#中山平温泉
5月の大型連休明けから、
館内の改修があり、少し長引いて
ようやく再開しました♨
看板も替わっていますね。
でもお湯は変わらず♨☺☺ pic.twitter.com/xunXZj7dLP— オリザ、 (@oryza2222naruko) August 30, 2019
中山平温泉のヌルヌルするお湯にラドンを投入した温泉だそうです。
車も停まっておらず、人気がないのかなぁと入浴せずに帰ってきてしまいましたが、
「東蛇の湯」と同じ源泉を使用しているとのことで、ちょっともったいなかったと後悔です^^
中山平温泉では珍しい乳白色のにごり湯がある「ふきゆ荘」に行きたかったのですが、
電話で確認したところ、やっぱり日帰りは不可で、宿泊も要介護者限定とのことでした。
これから、半年前に入った風呂のおさらいをして帰路につきます~
【藤治朗の感想】
美味しい ★★★★ 4.3
雰囲気が良い ★★★★ 3.8(旧店舗)
インスタ映えする! ★★★★ 4.1
接客サービス ★★★★ 4.2
コスパ ★★★★ 4.4
総合 ★★★★ 4.16
また行きたくなる基準点4.0点/5.0点
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【藤治朗】基本情報
とうじろう
新店舗: 〒989-6832 宮城県大崎市鳴子温泉星沼9−10
TEL:0229-87-2322
公式サイトなし
旧住所:宮城県大崎市鳴子温泉星沼6−1
TEL:0229-87-2322
【営業時間・定休日】
営業時間:11:00~14:00
定休日:火曜日
アクセス
◆車
東北道「古川IC」から国道47号線、鳴子温泉経由、32km、40分。
ドラぷら
◆電車
JR陸羽東泉「中山平温泉駅」からタクシーで3分。
Yahoo!路線情報
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【藤治朗周辺の温泉関連記事】
◆大崎市 中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀 宿泊
◆鬼首温泉郷 轟温泉 とどろき旅館 日帰り入浴
◆鬼首温泉郷 吹上温泉 峯雲閣 日帰り入浴
◆鳴子温泉 共同浴場 滝の湯 日帰り入浴
◆鳴子温泉 東多賀の湯 日帰り入浴
◆鳴子温泉 西多賀の湯 日帰り入浴
◆鳴子温泉 姥の湯 日帰り入浴
◆東鳴子温泉 高友旅館 日帰り入浴
◆東鳴子温泉 いさぜん旅館 日帰り入浴
◆東鳴子 馬場温泉&共同浴場 日帰り入浴
◆川渡温泉 共同浴場 川渡温泉浴場
◆川渡温泉 藤島旅館 日帰り入浴
◆宮城県の混浴のある温泉
◆ブログ掲載 宮城県の秘湯レポート
[スポンサーリンク]
【都道府県別のグルメ・観光スポットを探す】
秘湯巡り&神社巡りのついでにグルメ・観光スポットを探すなら「諸国放浪 みちくさ日記」