秋田県男鹿市にある「男鹿真山伝承館のなまはげ実演」の観光レポートです。
お店の基本情報はページの下部にあります。
【こんな人におススメ】
◆大晦日の「なまはげ」がどんなイベントなのか見てみたい
◆なまはげについて色々知りたい
◆本格的ななまはげのお面を買いたい
男鹿真山伝承館の口コミ評価:Google 4.6点/5.0点
最終更新日:2019/10/12
訪問日:2019/8月上旬
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【迫力満点!子供は泣き出す!?なまはげ実演を鑑賞できる男鹿真山伝承館&なまはげ館】
秋田県の観光名所の一つである男鹿半島で有名なものといえば「なまはげ」。
大晦日の晩に「泣く子はいねか~」と子供を泣かす様子がニュースで流れる、あの「なまはげ」です。
その「なまはげ」の実演を大晦日以外でも見学できるのが、男鹿真山伝承館の「なまはげ実演」です。
これがなかなかの迫力!子供は泣き出すこと必至?ついでに、なまはげの由来や歴史も知ることができる観光スポットとしては有意義な場所なのです。
JR秋田駅のなまはげ
【ユネスコ無形文化遺産にも登録されたなまはげ】
2018年11月、「男鹿のナマハゲ」を含む全国の来訪神行事10件が「来訪神:仮面・仮装の神々」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。
【男鹿半島北部の山あいにあるなまはげ館】
「なまはげ館」は、男鹿半島に入り北部の男鹿温泉方面に向かうちょっと手前の西側の山あいにあります。
男鹿半島の交通は起点となる「羽立駅」又は「男鹿駅」から路線バス、乗り合いタクシーで移動することになるのですが、
「羽立駅」又は「男鹿駅」からは、秋田交通バス・男鹿北線で男鹿温泉方面しかなく、市営バスの路線からも外れるので、
駅からタクシーか事前予約の乗り合いタクシー「なまはげシャトルバス」になります。
*アクセスは一番下に詳細を載せてあります。
なまはげ館
なまはげ館入口
入口の前では秋田名物「ババヘラアイス」を売っていました。
なまはげ実演は1日13回、30分ごとにあります。
伝承館となまはげ館・里暮らし体験塾共通入場券 800円+税
【男鹿真山伝承館でなまはげ実演鑑賞】
伝承館前
館内は古民家を再現。
大晦日の晩、これからなまはげが来る民家という設定で実演が展開されます。
」
はじめに、なまはげの歴史や由来等の解説があります。
家の主人、親方役が登場。
実演内容をざっくりと説明した後に実演が始まります。
先立ちというなまはげ案内役と挨拶などを交わします。
ほどなくして、なまはげが四股を踏みながら民家に乱入。
「怠け者はいないか?」「泣く子はいないか?」と言いながら部屋の中を探す。
近くまで来られると結構怖いです!
家の中を探し回り一段落したらお膳とお酒を呼ばれるなまはげ。
働くのが嫌いなお嫁さんと、勉強が嫌いな子供について親方と問答が始まります。
実は、家庭の悩み相談を解決する人たちだったなまはげ・・・。
なまはげが歩いた後に落ちた藁を拾うと良いことがあるらしい・・・。
広い損ねた人は入口にお賽銭を入れると藁をもらえます^^
裏山には真山神社があるのですが、神社では頒布していないお守りや絵馬も伝承館で販売していました。
【ざっくりと勉強になる資料のある「なまはげ館」】
なまはげ実演後は資料のある「なまはげ館」に戻ります。
動画でも「なまはげ」について勉強できます。
上映スケジュール
なまはげって何なのか、色々な角度から解説がされています。
そもそも、「なまはげ」はどこから来たのか?
- 漢の武帝説
- 異邦人説
- 山の神説
- 修験者説
と、諸説あります。
「なまはげ」の仲間達
日本全国を見渡すと「なまはげ」と似たような風習のある地域が多かったりします。
「来訪神:仮面・仮装の神々」として登録されたもの
- 甑島のトシドン(鹿児島県薩摩川内市)
- 男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市)
- 能登のアマメハギ(石川県輪島市・能登町)
- 宮古島のパーントゥ(沖縄県宮古島市)
- 遊佐の小正月行事 アマハゲ(山形県遊佐町)
- 米川の水かぶり(宮城県登米市)
- 見島のカセドリ(佐賀県佐賀市)
- 吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)
- 薩摩硫黄島のメンドン(鹿児島県三島村)
- 悪石島のボゼ(鹿児島県十島村)
世界の仮面との比較
男鹿半島内でも地区によって数十もの個性ある「なまはげ」がいることに驚き!
イメージするなまはげに近い。
正目面は、ま、ま、許容範囲。
奥の方は宇宙人ぽい。
戦隊ものの敵に出てきそう・・・。
完全に鬼
鬼を通り越して般若?
モヤイ像や南太平洋の島々にありそうな感じ?
アフリカまで行ってしまったか?
個性豊かです♪
こちらは、なまはげのお面を実演制作するコーナー。
実演はお休み中でしたが、個性的なかっこいいお面が飾ってありました。
【お土産で販売しているはまなげ面も本格的】
ちょっとしたお土産にマグネットやキーホルダーのお手軽なまはげもありますが、伝統工芸・芸術品とも言えるようなハイレベルなお面を売っていました。
一番安いもので2万円台。
大人の顔を覆う大きさのお面で3~4万円
大きいものは7万円台のものまでありました。
魔除けに飾るのに良さそう♪
一般のお土産店では買い得ない貴重なお面ですね。
【なまはげ実演&なまはげ館の動画】
面白い! ★★★★ 4.7
雰囲気が良い ★★★★ 4.5
インスタ映えする! ★★★★ 4.5
また行きたい! ★★★★ 4.3
総合 ★★★★ 4.5
また行きたくなる基準点4.0点/5.0点
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【なまはげ館】基本情報
なまはげ館
住所:〒010-0685 秋田県男鹿市北浦真山水喰沢
TEL:0185-22-5050
公式サイト
【営業時間・定休日】
営業時間:8:30~17:00
定休日:無休
【入館料】
◆なまはげ館 入館料
一般大人550円 中高生275円
◆真山伝承館との共通入館料(4~11月)
一般大人880円 中高生550円
◆真山伝承館 冬季共通入館料(12~3月)
大人1,100円 中高生770円
【真山伝承館の開講時間 なまはげ実演】
◆4月~11月
9:00・9:30・10:00・10:30・11:00・11:30
13:30・14:00・14:30・15:00・15:30・16:00・16:30
◆12月~3月の土日祝日および12月31日
9:30・10:30・11:30・13:30・14:30・15:30
※1/1・2は9:00・9:30・10:00・10:30・11:00・11:30・13:30・14:00・14:30・15:00・15:30
アクセス
◆車
秋田道「昭和男鹿半島IC」下車、国道101号線を男鹿半島へ~なまはげライン経由、インターから32キロ、35分。秋田市内から48キロ1時間。
ドラぷら
◆電車
JR秋田新幹線「秋田駅」からJR奥羽本線・男鹿線に乗り換え(55分)「羽立駅」下車、「羽立駅」からタクシーで15分。又は「秋田駅」からJR奥羽本線・男鹿線に乗り換え(60分)「男鹿駅」下車、男鹿半島の各観光地から乗り合いタクシー・バス「なまはげシャトル」利用、「なまはげ館」下車。
Yahoo!路線情報・なまはげシャトル利用方法・秋田中央交通バス時刻表・男鹿市内バス時刻表
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
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